自社内で改善を続けるための「社内DX人材」育成の第一歩

    コンサルタントが現場に入って業務改善を行うのは効果的ですが、永遠に外部に依存し続けるのは不健全です。

    最終的なゴールは、自社内で課題を見つけ、解決策を実行し続ける「自走化」にあります。

    そのカギを握るのが、「社内DX人材」の育成です。

    ITに詳しい人を選ぶ必要はない

    DX人材と聞くと、プログラミングができる人やパソコンに強い若手を想像しがちですが、それは間違いです。最も適任なのは、「現場の業務フローを隅々まで理解しており、他の従業員から信頼されている人(現場のキーマン)」です。ITの知識は後からいくらでも補えますが、現場の泥臭い事情は一朝一夕では理解できないからです。

    小さな成功体験を積ませる

    育成の第一歩は、いきなり大きなプロジェクトを任せないことです。「紙の有給申請をデジタル化して、ハンコをもらいに行く手間をなくした」「エクセルの転記作業をなくして、毎日15分早く帰れるようにした」といった、小さくても確実な成功体験を積ませます。

    「自分たちの手で現場を良くできた」という実感がモチベーションとなり、周囲の協力も得やすくなります。ツールありきではなく、まずは人を育てること。それが本当のDXの姿です。